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「すごくエッチなゲームシナリオが書ける本」では触れなかった、私なりのプロットの書き方について、今回は書いてみたいと思います。
なんで書けなかったかといいますと、涼元悠一先生の本とえらくかぶってしまう、つまりパクリと言われても仕方なかったからなんですね。
あとはページ数の都合と。
涼元悠一先生のまんまのやり方ではないので、ブログにしても丸パクリではないので、書いてみようかなと思う次第であります。
ではでは、誰も聞いてないのにいきます。
(1)まず物語の方向性を決めます。
シリアスなのか萌えなのかエロエロなのか。
漠然とでいいので、頭の中に浮かべます。
(2)主題(テーマ)を決めます。
例えばシリアスで家族愛を描きたいとすると、それが主題になります。
この主題を決めるのが重要です。物語の根幹になりますので。
ここがしっかりしてないと、本にも書きましたが「何をしたいのかわからない」ものになってしまいます。
また複数の主題をもってきてしまうと、プロット構成がぐちゃぐちゃになってしまいますので、筋として一本通しておいたほうがいいでしょう。
(3)主題にそった肉付けを考えます。
物語を膨らませたり、エンディングに向けての伏線などを考えます。
で、
これらを思いつきでいいので、箇条書きのようにエディタに片っ端からメモっていきます。
これがいわゆる「箇条書きプロット」です。
私はここで、思いついたセリフなども、やはり片っ端からメモします。
頭が覚醒されてる状態で浮かんだセリフは、後で思い出そうとしても思い出せないこともありますので。
それは切ないし悔しいですよね。
後で使わないものがでてきても気にしない。
とにかく思いつきを書いていきます。
思いつきだけでは、ちょっと行き詰ることもあります。
ここらで、時系列的に物語を組み立てていってもいいかもしれません。
そう、ここで「起承転結」を考えるのです。
一見バラバラだったメモを、ここで時系列的に並べ直してみます。
PCは便利ですよね。断片的なメモでもカット&ペーストで自在に並べ替えられますから。
こうして組み立てていくと、また足りない、あるいは追加したいアイデアが出てくることがあります。
それもまた、あとで使わなくなってもいいので書いていきます。
時系列的に考えるのにまた行き詰まったら、箇条書きで思いつくまままたアイデアを書きます。
その箇条書きをまた時系列的に並べ直し、また箇条書きに戻って…その繰り返し。
そうすると、どんどんまとまっていきます。
ここで確認すべきなのは、最初に決めた「主題」にそったものであるかどうかです。
もしそれがぶれていたり、わかりにくいものになっていたら、また練り直しです。
そして起承転結のバランスを考えながらエピソードを増やしたり削ったり調整していって、完成となっていきます。
と、こんなところです。
プロットの作り方は、ホントに人さまざまです。
あくまで私はこうですよ、っていうものなので絶対ではありません。
ご参考になれば幸いです。
ではでは。・ω・)ノ